専門家組織「7月末がピークにみえる」分析
新型コロナウイルスの対策などについて厚生労働省に助言する専門家の組織「アドバイザリーボード」は、現在の感染状況について「7月末がピークになっているようにみえる」とする分析結果をまとめました。
アドバイザリーボードでは、現在の感染状況について、全国の発症日ベースでみると7月27日から29日以降、緩やかな下降がみられ7月末がピークになっているようにみえると分析しました。一方で、感染の再拡大に向け、警戒が必要としています。
また、新型コロナウイルスとインフルエンザの判別は難しいことから、冬のインフルエンザの流行を前に検査体制やインフルエンザワクチンについても議論されました。
厚労省は、高齢者などに対してインフルエンザワクチンの早めの接種の呼びかけや身近な医療機関での検査体制を10月中に整備するよう近く、自治体に求めるとしています。