沖縄 独自の“緊急事態宣言”1週間延長
新型コロナウイルスの感染拡大で、独自の緊急事態宣言を出している沖縄県は、29日が期限となっていた宣言の期間を再度、1週間延長することを決めました。
沖縄県は7月下旬に感染者が急増し、医療体制がひっ迫したため、今月1日に独自の緊急事態宣言を出し、県民に不要不急の外出の自粛などを呼びかけてきました。
宣言は今月16日から2週間延長され、29日が期限となっていましたが、沖縄県の玉城知事は28日、期間をさらに1週間延長し、9月5日までとすると発表しました。
沖縄県・玉城知事「できれば、もう最終の警戒監視期間にしたいと考えています」
新規感染者の数が8月中旬をピークに落ち着いてきたことから、沖縄県は28日、県独自の警戒レベルを最高段階から一段階、引き下げましたが、玉城知事は、入院患者のうちの高齢者の割合が高まるなど、医療体制のひっ迫が解消されていないことなどから、宣言の延長を決めたと説明しています。