台風10号“特別警報級”で接近・上陸恐れ
週末にかけて接近する台風10号について、気象庁は先ほど、「今後、特別警報級の勢力にまで発達し接近・上陸する恐れがある」と言及し、強い危機感を示しました。
台風の特別警報は、930hPa以下の勢力や、最大風速50メートル以上の台風の接近が予想される場合に出されますが、沖縄を除き、これまで一度も発表されたことはありません。
気象庁は先ほど、「台風10号は今後、特別警報級の勢力にまで発達し、奄美から西日本にかけて接近・上陸する恐れがある」と言及し、強い危機感を示しました。
記録的な大雨による豪雨災害だけでなく、鉄塔や電柱が倒れるほどの暴風や、記録的な高潮による浸水など、これまでに経験がないような甚大な災害が起きる恐れがあり、気象庁は、週末を迎える前に、台風への備えを終わらせるよう強く求めています。