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「台風の特別警報」とは?

2020年9月4日 20:10

台風の特別警報は台風の接近によって引き起こされる暴風や波浪、高潮に最大級の警戒を呼びかけるもので、中心気圧930hPa以下、または最大風速50メートル以上、の極めて危険な台風が接近した場合に発表されます。

台風災害に慣れている沖縄や奄美では、基準が高く設定されており、中心気圧910hPa以下、または最大風速60メートル以上となります。

すでに災害が発生しているタイミングで出されることが多い、警戒レベル5の「大雨特別警報」とは違い、台風の特別警報は、台風が最も接近するおおむね12時間前に出されます。

気象庁は、台風の特別警報が出された段階でまだ避難が完了していない人は、地元の自治体が出す避難情報に従い、急いで避難行動を取るよう求めています。