東京都で６日、新たに１１６人の新型コロナウイルス感染が確認されました。都内の感染者は、３日連続で２００人を下回りました。

東京都によりますと、新たに感染が確認されたのは、１０歳未満から９０代までの男女１１６人で、５５人は今のところ感染経路がわかっていません。感染経路がわかっている人の中で最も多いのは、「家庭内」の２０人です。

最初に感染が確認された３０代の男性の妻と子ども３人の感染が６日わかり、合計で、同居する家族１０人が感染したという例もありました。

このほか、職場内の感染が８人会食による感染が３人確認されています。

施設内での感染は１５人確認されていて、うち５人はすでに２人の感染者が出ていた青梅市立総合病院の４０代の看護師１人と、５０代から６０代の患者４人だということです。

また、６月９日以来、８９日ぶりに「夜の街」に関連する感染が確認されませんでした。

都の担当者は、「推移は今後もみなければならないが、新宿区を中心に業界も協力し集中的な検査を行ったことや、対策を取りながら営業したことなどが関係しているのではないか」と話しています。

都内の感染者は３日連続で２００人を下回りました。療養している人のうち重症の人は２７人で、５日と変わっていません。