大型で非常に強い台風１０号が、九州南部に最も接近しています。台風１０号は、現在、鹿児島の西の海上を北上中で、九州のほぼ全域が暴風域に入っています。

未明から明け方にかけて、非常に強い勢力を維持したまま、九州北部にかなり接近。その後、朝には、朝鮮半島に進む予想です。

予想される最大瞬間風速は、九州で５０メートルから６０メートル、波の高さは九州南部で１２メートルの予想です。

７日の夜遅くまでに予想される雨の量は、東海で３５０ミリ、四国、九州南部で３００ミリなどとなっています。

記録的な暴風や高潮のほか、大雨による、大きな河川の氾濫などにも最大級の警戒が必要です。