竹富島の美しい海にナゾの機体漂着…正体は
沖縄・竹富島の海岸で岩場に乗り上げている小型の機体が見つかりました。突然の漂着物に不安を抱える住民。機体の正体は一体何なのでしょうか――。
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美しい海とサンゴ礁に囲まれ、昔ながらの街並みが残る竹富島。9日、日本テレビのカメラが海岸に向かうと岩場に乗り上げたナゾの機体がありました。
機体はオレンジ色に塗装されていて、アルファベットと数字が記載されていることが確認できます。
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石垣島の南西にある竹富島。8日、ナゾの機体が見つかったのは島の北側にある海岸です。石垣海上保安部に通報した上間学さんによりますと、機体に大きなダメージはなかったといいます。
――びっくりしましたね。最初おもちゃかラジコンかと思ったんですけど、推進用のジェットがついていて全長5~6メートルくらい、操縦席もついていないし、なんでこんなところに落ちているんだろうと思いました。
――ひっくり返った形で打ち上げられていた。もし(岩場に)墜落したならば恐らくバラバラになっているか、どこか破損してると思う。一番感じるのは不安かな、この辺、飛び回っているのかという不安。いつかこういうのが落ちてくるのか。
第11管区海上保安本部は、落下物ではなく「漂着物」として事件性はないとの見方を示しています。
一方、沖縄防衛局によりますと、機体は戦闘訓練の標的用の無人機とみられ、アメリカ軍のものかどうかを含め照会したとのことですが、その後、アメリカ軍側から「アメリカ軍が現在使用しているものではない」との回答があったということです。