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克行被告が弁護士解任 夫妻の審理を別々に

2020年9月16日 12:05
克行被告が弁護士解任 夫妻の審理を別々に

去年の参議院議員選挙をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われている前法務大臣・河井克行被告と妻・案里被告の裁判について、克行被告が弁護士を解任したことにより、今後は夫妻の審理が別々に行われることになりました。

克行被告は15日の裁判後に、弁護士6人を全員解任しています。これまで、河井夫妻の裁判は共同で行われてきましたが、弁護士解任により、今後の裁判がしばらく開かれない可能性もありました。

16日の裁判では、案里被告が一人で入廷し、冒頭、裁判長が「克行被告に弁護士がいない状況が続く限り案里被告の裁判が全く進まないということになる」「審理を分離することを決定しました」と説明しました。

今後は、先行して、案里被告の裁判が単独で進められることになります。