暑さ指数の事前確認を怠る…熱中症疑いで搬送、死亡の女子中学生 山形・米沢市教委が謝罪「無事に帰すことができず、言葉もありません」
山形県米沢市で28日、熱中症の疑いで病院に搬送され、死亡した女子中学生について、市の教育委員会が30日午後、会見を開き、謝罪しました。当日はガイドラインに定める事前の暑さ指数の確認を怠っていたということです。
28日午前11時ごろ、山形県米沢市の国道121号で、市立第三中学校に通う女子生徒が部活動を終えて帰宅途中に、熱中症の疑いで意識不明で病院に搬送され、その後、死亡したものです。これを受け30日、市の教育委員会が会見を開きました。
米沢市教育委員会・土屋宏教育長「無事に帰すことができず、言葉もありません。この度は大変申し訳ございませんでした」
市教委によりますと、学校活動に関する熱中症対策のガイドラインでは、部活動などの前に暑さ指数を確認する必要がありますが、顧問は確認を怠っていたということです。
女子生徒は当日、午前8時30分から、およそ1時間半近く、部活動の練習に参加し、およそ20分ごとに休憩と水分補給を行っていました。