残された社員で…京アニ事件後初の完成映画
去年7月の放火殺人事件以降、初めて完成した京都アニメーションの映画が18日から公開されています。
公開されているのは、京都アニメーションが制作した『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』で、京都市内の映画館には朝から多くのファンが訪れています。
去年7月の放火殺人事件以降、初めて完成した映画で、事件や新型コロナウイルスの影響で、2度、公開が延期されていました。
京都アニメーションの代理人弁護士によりますと、事件当時、「完成には程遠い状態だった」ということで、残された社員で制作を続けてきました。
京都アニメーションは「困難な社会情勢のなか、皆さんに作品をお届けできることをうれしく思います。制作・公開にご尽力いただいた関係者の方々、お待ちくださったファンの皆さまに感謝申し上げます」とコメントしています。