時短“継続”の映画館「全面解除」後も不安
映画館や百貨店などとともに、カラオケも時短解除となります。
来店客
「気兼ねなく歌えるようになったので、また友達と一緒に楽しみたいと思います」
東京・品川区のカラオケ店は、再び通常営業に戻りました。利用者は─。
来店客
「やっぱし最高だと思います。戻ってうれしいと思いますよ」
アルコールの提供も再開させます。
25日から通常営業 カラオケ店長
「率直に申しますとうれしいです。通常営業できるということで、よりまた多くのお客さまにお会いできることを期待しております」
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映画館ではレイトショーも可能になりましたが、東京・青梅市にある映画館「シネマネコ」は、今年6月のオープン以来、時短の協力依頼に従い続ける中、決断したのは─。
シネマネコ代表
「しばらくは今まで通りの時間帯で営業していこうかなと」
“時短継続”でした。
そのワケは、手元のチラシにありました。そこには、来月以降の上映スケジュールが─。
シネマネコ代表
「映画館のスケジュールは、1か月とか2か月先までスケジュールを組んでいる。第6波の恐れもありますし、いつ感染状況が変わってくるかというのもあるので、そういった場合にまた(上映)時間をずらすと、制作物が無駄になってしまう」
“全面解除”後も、尽きぬ不安…。
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同じく、25日から時短解除となった大阪では、25日夜、通天閣が緑色にライトアップされました。太陽の塔もライトアップ。
独自の基準「大阪モデル」が去年7月以来、25日までに警戒解除へ移行したためです。
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都内の昭和大学病院でも、コロナ患者が減り、ようやく通常診療ができる段階になりました。
ただ、今も人工肺・ECMOを装着した重症患者らの対応は続いています。
昭和大学病院 相良博典院長
「感染者の数自体が、今のような形でずっと収束していくのかと考えた時には、必ずしもそうではないだろうと。冬場になってきますので、(新型コロナは)感染拡大していく強さを持っているものですので」
「皆さんたちが高い意識を持って行動された結果として、感染が減ってきたということもありますので、そこを継続していくべきだと思います」
10月25日放送『news zero』より。