藤井聡太二冠、初戦で羽生善治九段に敗れる
3つめのタイトルへの挑戦権をかけ、22日からリーグ戦に挑んでいた将棋の藤井聡太二冠が、初戦で羽生善治九段に敗れました。
藤井二冠は22日からの王将戦挑戦者決定リーグ戦で、羽生九段に挑みました。通算タイトル獲得数99期と歴代最多を誇る羽生九段に対し、藤井二冠はこれまで4戦4勝でしたが、22日の対局では難解な中盤戦の後に羽生九段がリードし、対局開始からおよそ9時間後、藤井二冠は羽生九段に80手で投了に追い込まれ、敗れました。
藤井二冠は、来月5日に行われる王将戦挑戦者決定リーグ戦2戦目で、竜王のタイトルを持つ豊島将之二冠と戦います。藤井二冠は豊島二冠に過去5度の対局で一度も勝ったことがなく、大きな壁となっています。