都内初“コロナ専用病棟”開設 百床確保
東京都は、新たに59人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。都内の感染者は、3日連続で100人を下回りました。
東京都内の新たな感染者は10歳未満から80代までの男女59人で、一日の感染者が60人を下回るのは、6月30日以来です。
ただ、都の担当者は、「4連休で医療機関も休みとなり、検査数が減ったため、感染者数も減少している。今の感染状況を表しているものではない」と慎重な見方を示しています。
感染経路別では病院などの施設内感染が10人で最も多く、このうち5人は大規模な院内感染が起きた「青梅市立総合病院」の患者と職員でした。この病院での感染者は、これで52人となりました。
また、新たに60代女性の死亡も確認されました。
都内の感染者は2万4453人で、死者は392人となりました。
一方、東京都は、23日から渋谷区にある東海大学医学部付属東京病院を、都内で初めて、新型コロナの専用病棟として開設しました。およそ100床を確保し、治療にあたります。