沖縄 米軍ヘリ不時着・炎上で書類送検
沖縄県東村で3年前、アメリカ軍の大型ヘリコプターが不時着・炎上した事故で、警察は、ヘリを操縦していた兵士を特定できないまま、航空危険行為処罰法違反の疑いで書類送検しました。
この事故は3年前の10月、アメリカ軍普天間基地所属の大型輸送ヘリCH53が、飛行中に出火し、東村高江の牧草地に不時着して炎上したものです。
警察はアメリカ軍に対して操縦していた兵士の名前や所属を明らかにするよう求めていましたが、日米地位協定で定められた捜査に必要なアメリカ側の同意が得られませんでした。
このため、警察は25日、操縦していた兵士を特定できないまま、航空危険行為処罰法違反の疑いで書類送検しました。