東京都内では、新たに２３５人の新型コロナウイルス感染が確認され、２日ぶりに２００人を超えました。クラスターが発生した順天堂大医学部付属練馬病院では、感染者が４３人に上りました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から９０代までの２３５人で、半数近い１１４人は、感染経路が分かっていません。

感染経路別では、病院などの施設内感染が３９人で最も多く、次いで、家庭内感染が３１人、職場内感染が１１人でした。

クラスターが発生した順天堂大医学部付属練馬病院では、新たに患者や医師など３３人の感染が報告され、この病院の感染者は、４３人に上っています。

感染者の多くは、４連休中に感染したとみられ、連休中に自宅で１１人で会食をして感染したり、都外の実家に帰省して父母から感染したりしたケースもありました。

また、中東に出張し、感染者と接触していたものの、帰国時の検査は陰性で、その後の再検査で陽性が確認された人もいました。

一方、新たに８０代女性の死亡も確認されました。

都内の感染者は２万５９７３人で、死者は４０９人となりました。