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神社で“あるもの”盗難相次ぐ…目的は?

2020年10月7日 19:48
神社で“あるもの”盗難相次ぐ…目的は?

千葉県内で、何者かによって神社の屋根がはがされる被害が相次いでいます。被害にあった神社の屋根には、ある共通点が浮かび上がり、犯人の目的が見えてきました。

千葉県の神社で“あるもの”が盗まれる盗難事件が発生しました。神社の屋根がはがされ、盗まれたというのです。その数なんと、およそ300枚。屋根は銅板でできていました。

神社の神主は…。千葉県神社庁副庁長・上代光正さん「怒り心頭ですよ。地域の人たちの心のよりどころ、まさに前代未聞のことです」

神社は無人で、普段は管理する人がいないため、屋根が盗まれていることに、長い間気がつかなかったといいます。いったい、誰が何の目的で銅板を盗んだのでしょうか。

上代光正さん「無残にはがし盗み、それを多分売っているんだろうと思うけど」

神社などの銅板屋根を施工する業者によりますと、銅板は鉄など、ほかの金属より高値で取引されるといいます。その価格は高いものだと1キロあたり500円程度。

警察によりますと、今回盗まれた銅板、およそ300枚の被害総額は、時価で6万円。先月26日に被害届が出され、警察は盗難事件として調べています。

実は千葉県内の神社では、銅板の屋根が盗まれる被害が相次いでいます。千葉県神社庁によりますと、去年の末から今年にかけて報告されている被害件数は6件。いずれも無人の神社だといいます。なぜ今、被害が相次いでいるのか。神社は新型コロナウイルスの影響を指摘しました。

上代光正さん「(新型コロナで神社の)お祭りはどうしても密になるので、重要な祭礼はやったけれども、ほかのものは中止と」

感染拡大で、夏祭りや行事が相次いで中止となっているため、神社周辺では、普段よりさらに人通りが減少。盗難被害を受けやすくなっているのではないかと話しています。