「大阪都構想」住民投票が告示 街頭演説も
政令指定都市の「大阪市」を廃止して、新たに4つの特別区をつくる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が告示されました。
住民投票は12日午前8時半に告示され都構想の賛成派、反対派がさっそく街頭で演説しました。この投票は「大阪府」と「大阪市」の二重行政の解消などを目的として、大阪市の有権者を対象に市を廃止し4つの特別区をつくることへの賛否を問うものです。
賛成派 大阪維新の会・松井一郎代表「制度を変えることで未来永劫(えいごう)二重行政とオサラバできる」
反対派 自民党大阪市議団・北野妙子幹事長「住民サービスが落ちることを考えると、今回の住民投票の判断はおのずとNOになるはず」
住民投票は2度目で、前回は反対多数となり当時の橋下市長が政界から引退しました。その後、大阪維新の会が都構想の実現を掲げ知事・市長のダブル選挙で勝利し、反対だった公明党が賛成に転じたことで今回の投票が行われることになりました。
都構想に対して維新と公明は賛成、自民や共産などは反対し激戦が予想されます。投票は来月1日です。