東京で新たに150人 感染経路不明93人
東京都は21日、新たに150人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。都内の感染者は、2日連続で100人を超えています。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの150人で、このうち6割を超える93人は、今のところ感染経路が分かっていません。
判明している感染経路別では、家庭内感染が18人で最も多く、次いで、施設内感染が13人、会食や飲み会で感染した人は8人でした。
都内では施設内感染によるクラスターが相次いでいて、足立区にある「大内病院」では、新たに高齢の入院患者5人の感染が確認され、この病院での感染者は60人にのぼっているほか、都内のサービス付き高齢者住宅でも、入居者ら7人の感染が判明し、この施設の感染者は13人となりました。
一方、新たに50代と70代の男性2人の死亡も確認されました。慢性腎疾患などの持病があったということです。
都内の感染者は2万9335人で、死者は439人となりました。