池田市長 市役所に“サウナ持ち込み”謝罪
大阪府池田市の市長が市役所内に私物を持ち込んでいたことがわかりました。23日、市長が会見を開きました。
◆「控室」に市長の私物が…
23日、深々と頭を下げて会見場の席についたのは、大阪府池田市の冨田裕樹市長。
冨田市長「誠にご心配ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした」
猛省していると謝罪した理由が、この映像に……。
部屋いっぱいに置かれたベッド。洗面台横には冷蔵庫が設置され、上にレトルトのご飯が並んでいます。さらに、別の場所には家庭用サウナが。
これらはすべて市長の私物。一見、住まいのようにみえますが、実はここ、市役所の中にある「市長控室」。冨田市長が私物を持ち込み、寝泊まりしていたのではとの指摘があったのです。
◆“ホームレス市長”は否定、サウナは“リハビリ”のため
しかし──
冨田市長「ホームレス市長などと報道されておりましたが、控室で生活しているわけではございません。自宅はあります」
翌日の仕事が早い時などに仮眠するのに使っていて、生活はしていないと指摘を否定。また、サウナについては──
冨田市長「(過去のケガの)毎日のリハビリとして、後遺症状の症状緩和のため一時的に設置をしておりました」
家族からの指摘もあり、今月中旬に撤去したということです。また、私物の使用にかかった光熱費などについては「返金したい」としています。