日テレNEWS
社会
2022年3月11日 5:30

福島で初の震災遺構に…行われなかった卒業式『請戸小学校』から中継(2)

福島で初の震災遺構に…行われなかった卒業式『請戸小学校』から中継(2)

2011年の3月11日に起きた東日本大震災から11年となりました。去年、福島県で初めての震災遺構となった福島県浪江町の請戸小学校から、杉原アナウンサーが中継。

11年前、およそ15メートルの津波が到達した請戸小学校です。当時は卒業式の準備に追われていたという請戸小学校。入ってすぐ右手には体育館があります。床を見ると、大きく陥没してしまっていることがわかります。そして舞台には、卒業式の幕が今も残されています。ただ、この震災以降、ここで卒業式が行われることはありませんでした。


校舎の中を歩いてみますと、壁や天井が大きく崩れてしまっていることがわかります。1年生から3年生が学んでいた教室では、壁もなくなっていて、一部が変形してしまっていることがわかります。
そして、隣は保健室です。震災の時、一部の児童はこの保健室を通って避難したといいます。

児童たちは、ここから1.6キロ先にある、大平山という、今は慰霊碑が立っている小高い丘に避難しました。ここ請戸地区では127人の方がなくなりましたが、請戸小学校では早くから高台へと避難していたため、児童と教員95人は無事でした。