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「大阪都構想」住民投票から一夜明け

2020年11月2日 11:51
「大阪都構想」住民投票から一夜明け

「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は反対が多数となり、都構想は再びとん挫しました。一夜明けた、反応です。

2015年以来2度目となった大阪都構想の賛否を問う住民投票は前回に引き続き、今回もわずかな差で反対多数(反対:69万2996票、賛成:67万5829票)となり、大阪市の存続が決まりました。

大阪市民「どう変わるのかなというところが賛成に至るまでの良いイメージができなかった」「(大阪都構想の)メリットばっかり言っていて確証がないじゃないですか、説得力がないし」

都構想を推進し敗れた大阪市の松井市長は2023年に任期を終えるのをもって政界を引退することを明らかにしました。

維新の代表である松井市長と関係が深い、菅首相は2日朝、次のように語りました。

菅首相「大阪市民の皆様は大変悩まれたんじゃないかなと思っています。大都市制度の議論において、一石を投じることだったのではないか」

松井市長は午後、大阪市の幹部を集め、今後の方針を説明する予定です。