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養鶏場で鳥インフル33万羽殺処分へ 香川

2020年11月5日 13:51
養鶏場で鳥インフル33万羽殺処分へ 香川

香川県三豊市の養鶏場で5日朝、鳥インフルエンザの感染が確認され、香川県などはおよそ33万羽の鶏の殺処分の作業を進めています。

香川県三豊市の養鶏場では、今月1日から4日までにおよそ3800羽が死んでいるのが見つかり、4日、県に届け出がありました。これを受けて遺伝子検査が行われた結果、5日朝、鳥インフルエンザのH5亜型と確認され、死んだ鶏の数から致死率が高い高病原性のウイルスの可能性が高いということです。

香川県は5日朝、緊急の対策本部会議を開き、自衛隊に協力を要請。およそ33万羽の殺処分を行うことを決め、午前9時から作業を進めています。

香川県によりますと、国内で鶏肉や卵を食べることで人が感染した事例は確認されていないということです。

国内での鳥インフルエンザの発生は、家畜としては、2018年1月の香川県さぬき市の養鶏場での発生以来、2年10か月ぶりで、今シーズンは初めてとなります。