陛下「勅使発遣の儀」に “立皇嗣”始まる
天皇陛下は5日、今月8日に行われる「立皇嗣の礼」の関連行事の始まりである「勅使発遣(ちょくしはっけん)の儀」に臨まれました。
5日、皇居・宮殿では、天皇陛下が「御直衣(おのうし)」という装束に身を包み、三重県の伊勢神宮などに「立皇嗣の礼」を行うことを奉告する使者を派遣する「勅使発遣の儀」に臨まれました。
秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の皇嗣となられたことを国内外に明らかにする「立皇嗣の礼」は、当初4月の開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期され、今月8日に行われることになりました。
8日午前には、皇居・宮殿で、中心儀式である「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」が行われたあと、皇太子に代々伝わる守り刀「壺切御剣」が陛下から秋篠宮さまに授けられ、午後には、「朝見の儀」などが予定されています。