国内“感染拡大”懸念 “人出”に変化も
新型コロナウイルスの全国の感染者数が4日連続1000人前後になるなど、感染拡大が懸念される中、通勤客からは不安の声が聞かれました。
9日午前8時ごろ、JR品川駅では、マフラーやコートなどで防寒し、足早に通り過ぎる利用者が多く見られました。
通勤客「これから冬でインフルエンザとダブルで心配。これから寒くなるから、今までのペースで換気できるか、ちょっとまた(不安)」「ある程度寒さに耐えて換気して、できるだけ空気を入れかえてコロナにならないことが一番」
携帯電話の位置情報の解析によりますと、8日午後3時台の都内の人出は1週間前と比べて渋谷駅で2.7パーセントの増加、池袋駅では4.5パーセント減少などとなっていて、大きな変化は見られませんが、独自の警戒ステージを引き上げた北海道のすすきの駅では19パーセント減少しました。一方、紅葉シーズンを迎えた京都・嵐山では59.6パーセント増加しています。