新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での異例のお盆休みが明け、東京都内には通勤客の姿が戻っています。

午前８時ごろのＪＲ品川駅です。お盆休みが明けた１７日は、お盆期間中の平日となった１１日と比べると人の流れが増えている様子が見受けられます。通勤客からはお盆休みの帰省を断念したという声や、時期をずらして取る夏休みも外出を控えたいという声が聞かれました。

通勤客「今年はあきらめました。帰ってくるなと言われました。両親から」「（夏休みは）来月くらいに取ろうかなと。資格の勉強とかしてすごそうかなと、ちょうどいい機会なので」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、お盆休み最終日となった１６日の都内の人出は１週間前と比べて銀座駅でマイナス２２．３パーセントとなるなど多くの地点で減少しています。

全国の行楽地でも軽井沢で２４．４パーセント、熱海温泉で２０．６パーセント減少するなど、１６日は１週間前の９日に比べて各地で人出の減少傾向が見られました。