ムクドリ大量集結 “反射材”対策の効果は
夕方の鹿児島市の駅前に、ムクドリが大量集結しています。そこで市は、ある対策を行いました。果たして効果はあったのでしょうか。
夕方、鹿児島市の駅前。大きな黒い影がこの時期よく見られるといいます。それは、午後5時半過ぎ、群れをなして飛んでいるムクドリです。
夕暮れ時の空を飛んでいたのは、ムクドリの大群。道行く人も立ち止まって見ています。15分ほど飛び回ると、ムクドリは1本のクスノキの元へ。
「ウンコやらで困るよね。すごいよ鳴き声も」
木の下を見ると、大量のフンが落ちていました。毎年同じ時期に現れるというムクドリ。なぜ、この時期に現れるのでしょうか。
平川動物公園 福守朗園長「1つは繁殖の時期も終わっているので、群れで行動するようになる時期だから。集団で行動するそういう習性がある」
ほかにも…。
福守朗園長「そこが安全だからということ、人がたくさんいるということで、外敵カラスやふくろうが寄ってきにくいという」
1本のクスノキに集まり、一夜を過ごすムクドリ。
そこで鹿児島市では、先月ある対策をしました。それは、鳥が近寄らないようにするための反射材のようなもの。
しかし、ムクドリは気にする様子もなく集まってきていました。果たして、効果はあったのでしょうか。