能登豪雨 道路寸断の孤立地区、ヘリで集団避難
記録的な豪雨で、石川県の能登地方では、25日時点で157人が孤立状態になっています。26日は道路が寸断されている地区からヘリコプターを使った集団避難が行われています。
今回、集団避難が行われたのは、輪島市の西保地区です。土砂崩れなどで道路が寸断され、住民は5日間にわたり孤立状態となっていました。
住民によりますと、電気も水も止まっていたということです。
この地区からは、40人ほどが避難する予定です。
西保地区から集団避難した人「電気がこないのと水道がこない。自宅待機していたが、買い物にも行けない。これから電気さえくれば、みんな同じ境遇の人ばかりなので」「うれしい。息子が仕事に行って戻れないから私一人(不安だった)」
地震でも避難したのに、また同じことになるとはという声もありました。
ヘリコプターによる運搬は、昼過ぎに終わる予定で、その後、バスに乗り換え、輪島中学校に避難します。
自宅がまた住める状態になるまで避難生活が続きます。