“マスクの悩み”解決 アイデア商品続々と
街でみかける様々な種類のマスク。そのマスクの悩みを解決してくれるアイデア商品が、続々登場しています。
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マスク必須の生活が長くなっても、なかなか慣れないマスクの息苦しさ。そんな悩みに家電メーカーが、立ち上がりました。一見、普通のマスクかと思いきや、なにやらスイッチのようなものが埋め込まれたこのマスク。実はこれ…。
フィリップス・ジャパン SRC事業部長 安部美佐子さん「マスクに、こういう形でファンをつけまして」
電動のファンをとりつけていて、中にこもる湿気やニオイなどを排出。常に新鮮な空気が循環するようになっているのです。その着け心地は、あまり重さはなく、マスクがくっついてこないので、とても快適です。
もともとは花粉対策などで開発されたという、このマスク。そのお値段1万0780円ですが、すでに予約受付分が完売したといいます。他にこんな悩みも解決。
安部美佐子さん「ここがきちんと密着して、中がいつも涼しい状態になっていますから、メガネが曇りにくいですね」
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尽きないマスクの悩みを解決するアイテムは他にも。食事などの時に置き場に困るマスク。そんな場面で活躍するのがマスクケースですが、こちらは手帳のような見た目です。実はこのデザインにはあるワケが…。
ノルコーポレーション 企画部部長 福塚功さん「基本的に市場に出ているマスクケースがマスクのサイズだったんですね。それでいてハード硬かったので、かばんに入れにくいのが問題点としてあげられましたので」
最近は予備のマスクを持ち歩く人も多いため、収納スペースを2か所つくり、コンパクトに折りたためるデザインに。小さなかばんに入れても場所をとらないサイズになっています。
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一方、様々な生活雑貨を販売するこちらの会社。いま人気だというのが、マスクケースではなく。
小久保工業所広報 大田哲子さん「これはマスク用の洗濯ネットなんですよ」
繰り返し使うタイプのマスクを入れて、そのまま洗濯機で洗える洗濯ネットなのです。
大田哲子さん「手洗いすると結構面倒だし。洗濯機の中で絡まってしまって、取り出そうとするとびよーんと伸びちゃう」
マスクのお手入れで多い、ひもが伸びるという悩み。ネットに入れれば絡まらず簡単に洗えます。さらに、干す時までうれしいポイントが。
大田哲子さん「ループがついているので、パチンと簡単に干すことができます」
洗濯ばさみのあとや形崩れの心配なし。一部店舗で先行販売したところ、家族の人数分買う人もいるほど好評だといいます。
新型コロナの感染からわたしたちを守るマスク。快適に使えるアイデア商品が今後も増えそうです。