メインブランドでドコモ新プラン 内容は?
携帯電話の値下げ競争が、進むのでしょうか。NTTドコモが月々2980円の、新たな料金プランを発表しました。これまで、KDDIやソフトバンクが、サブブランドでの、割安プランを発表していましたが、3日、ドコモが打ち出したのは、メインブランドでのプランでした。
3日午後2時、通信大手のNTTドコモが、会見で発表したのが。
NTTドコモ 井伊基之社長「新プランの名前は『ahamo(アハモ)』といいます」
これまで、データ使用量7ギガで6150円、30ギガで7150円と、大きく2つのプランがあった「ドコモ」。
今回発表した新プランは、20ギガで2980円、さらに、5分以内の通話、かけ放題がついています。来年3月から、利用できるということです。
この発表にドコモ利用者は…。
「ドコモ」利用者 会社員(50代)「うれしいですよね、安くなるのは」
さらに他社の利用者も。
「au」利用者「安い料金出るんだったらいいな~乗り換えてみたいかなって気持ちも、なきにしもあらず」
各社が、政府に迫られ、行っている、携帯電話料金の値下げ。
KDDIが運営する「UQモバイル」で、月額3980円のプランを、来年2月以降、導入することを、すでに発表しています。また、ソフトバンクも、運営する「ワイモバイル」で、月額4480円のプランを、今月下旬から導入することを発表。
今回、NTTドコモが発表した新プラン「ahamo」は、データ使用量20ギガで、月額2980円。
井伊基之社長「ドコモを利用中のお客様につきましては、MNP(番号ポータビリティー)のお手続きなしで、プラン変更で簡易にお手続きできます」
一方で、いま使っている端末を利用する場合は、SIMカードの差し替えが、必要だということです。また、手続きは実店舗ではなく、オンラインで受け付けるということです。
今回の発表に、専門家は…。
ITジャーナリスト 石川温さん「正直驚いたというところはあります。相当攻めているなというところですので、KDDI・ソフトバンクは相当焦っているのでは、と思うほどの内容でした」
激しさを増す、携帯電話料金の値下げ競争。今後、他社はどのような対抗策を、打ち出してくるのでしょうか。