武田総務相は、携帯電話料金の値下げに向け、消費者が自分に合った料金プランを選べる専用ウェブサイトを総務省が年内にも立ち上げることを含む「アクションプラン」を２７日午前、発表しました。

武田総務相「今まで日本社会すべてが本気でモバイル（携帯電話）市場のことを見つめていなかったのではないか」

アクションプランは「利用者の理解を助ける」、「多様で魅力的なサービス」、「乗り換えを手軽に」の３本柱からなっています。

アクションプランのうち、特に目新しい取り組みとして消費者が自らの利用状況にちょうどいい料金プランを選べる専用ウェブサイトを総務省が年内にも立ち上げるとしています。

また、事業者に対し、他社に乗り換える際、番号を変えずに済むサービスに掛かる手数料の無料化や、メールアドレスを変えずに済むサービスの検討を求めています。

武田総務相は携帯電話会社の取り組み状況を監視し、今後の電波割り当ての際にも参考にする意向をにじませました。