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“首都圏などGoTo一時停止すべき”

2020年12月5日 5:50

東京都医師会の尾崎治夫会長は日本外国特派員協会で講演し、首都圏などでGoToトラベルを一時停止すべきだと訴えました。

東京都医師会・尾崎会長「感染が広がっているので、一度流れを止めようと国民・都民に警告する意味でも、その象徴として、一時GoToをストップする政策は有効だ」

東京都医師会の尾崎会長は、GoToキャンペーンで旅行や飲食を推奨したことで人々の行動が広がり、気持ちも緩んだと述べました。

その上で、新型コロナウイルスの感染拡大を止めるには、人の流れを止める強い政策が必要だとして、GoToトラベルについて、都道府県知事に任せるのではなく、政府が主導し、少なくとも北海道、首都圏、中部圏、近畿圏では一時停止をと訴えました。

また、東京の医療の現状について、「肺から出血した患者が、専門病院6か所から入院を断られた」という例を挙げ、コロナ以外の患者の治療にも影響が及んでいると危機感をあらわにしました。