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はやぶさ2カプセル到着 担当者ら意気込み

2020年12月8日 15:49
はやぶさ2カプセル到着 担当者ら意気込み

日本の小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが、神奈川県・相模原市にある、JAXAの施設に到着し、担当者らが会見で、「物質の分析を確実に実施したい」などと、次のステップに進む、意気込みを語りました。

はやぶさ2プロジェクトマネージャ 津田雄一さん「本当に帰ってきてよかったなと、それから新しい科学が、ここからスタートできるんだと思うと、それに『はやぶさ2』が貢献できてよかったと思います」

8日朝、羽田空港に到着した「はやぶさ2」のカプセルは、午前11時半まえ、相模原市にある、JAXAの研究施設に運び込まれました。

早ければ来週にも、カプセルの中のフタをあけ、砂や石などの地下物質が入っているか確認しますが、小惑星「リュウグウ」にあったままの状態を損なわずに、研究者にわたすため、真空の状態でサンプルを採取するということです。

地球外物質研究グループ 臼井寛裕グループ長「期待にこたえられるような作業を、引き継いでやっていきたい。最初が大事なのでサンプルをきっちりあけて、壊さないようにというか、倒さないようにきっちりと分収して」

半年ほどかけて、物質の記録をとったあと、来年6月から、本格的な分析が行われるということで、太陽系や地球の水の起源など、生命誕生の謎に迫ることが、期待されています。