「はやぶさ2」カプセルまもなくJAXAへ
日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が宇宙から持ち帰ったカプセルが8日朝、日本に帰国し、まもなくJAXAの相模原キャンパスに到着します。
午前7時10分ごろ、「はやぶさ2」のカプセルをのせた飛行機が羽田空港に着陸しました。その30分後、カプセルが入っている箱が飛行機から降ろされ、慎重にトラックに運び込まれました。そして、まもなく、神奈川・相模原市にあるJAXAの施設に到着します。
カプセルの中には、地球からおよそ3億キロの小惑星「リュウグウ」で採取した地下物質が入っているとみられ、7日はガスの採取に成功しています。
カプセルは今月中旬頃に開けられ、物質の記録をとったあと、来年6月から本格的な分析が行われるということで、太陽系や地球の水がどうできたのかなど、生命誕生の謎に迫ることが期待されています。