はやぶさ2カプセル、まもなく大気圏に突入
打ち上げから、およそ6年。日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰ったカプセルが、このあと6日午前2時28分、大気圏に突入し、オーストラリアに着地する予定です。
プロジェクトマネージャ・津田雄一さん「完璧な分離で、カプセル分離と判断したいと思います。おめでとう!」
5日午後「はやぶさ2」本体からカプセルが分離されると、JAXAの管制室には歓声が起こりました。
カプセルには、去年、地球から3億キロの小惑星「リュウグウ」で採取した砂や石などが入っているとみられます。
カプセルは、いよいよこのあと6日午前2時28分に大気圏に突入。火球となりながら、オーストラリアの砂漠地帯に着地予定です。
カプセルは無事地球に戻ってくるのか。生命の起源に迫ろうという壮大なプロジェクトは、あと2時間ほどで山場を迎えます。