追悼 鳥山明さん…ファン「ありがとう」 数多くの名作が世界中のファンの人生とともに【バンキシャ!】
胸わくわくの大冒険、愛すべきキャラクターたち。『DRAGON BALL』など数々の名作を残した漫画家、鳥山明さんが亡くなりました。68歳でした。日本だけでなく世界中にいるファンを取材すると、鳥山作品とともに歩んだそれぞれの人生がありました。【バンキシャ!】
***
10日、バンキシャ!は、ある人の自宅を訪ねた。案内してもらった先には大量のフィギュア。すべてドラゴンボールのキャラクターだ。
鳥山明さんのファン(24)
「部屋の奥からこの辺が『少年期編』で、『サイヤ人編』『フリーザ編』『セル編』『魔人ブウ編』…原作を愛しているので、原作に沿って並べるのがこだわりです」
物心ついた頃からドラゴンボールファン。少しずつ集めたフィギュアは、気づけば1600体以上に。
鳥山明さんのファン(24)
「キャラクターが魅力的で、ネーミングセンスも面白い。鳥山先生にしか描けないような世界観が自分はとても好きですね。(訃報を聞いて)本当にショックでした。これから鳥山先生の新しい作品が見られない、終わってしまったのかと思うと本当に悲しかったけど、それでも一番は『鳥山先生ありがとう』という気持ちでいっぱいですね…」
数々の作品やキャラクターを生み出した、鳥山明さん。その物語は、日本から世界へ。ファンの“人生の一部”となってきた。
鳥山明さんのファン
「常に一緒にいるという意味では“相棒”みたいな…」
***
10日、鳥山明さんの地元、愛知県にある飲食店。入り口を入るとそこには…
店麺多房あいうえお店主・永田達義さん
「これですね(壁に)今飾ってある…」
鳥山明さん直筆のイラストとサイン。40年前、本人が食事に訪れ、書いてくれたという。
店主・永田さん
「よかったらサイン書くよって言われて。画用紙10枚くらいとサインペンを渡した。そしたらスラスラって10枚くらいかいてくれました。誠実な方でファンを大事にされる方って感じの人でしたね」
バンキシャ!
「訃報を聞いたときは…」
店主・永田さん
「本当にびっくりしました。まだ若くて…68歳でしょう。まだこれからもう一段すごい作品作ってほしかったけど、残念ですね」
『Dr.スランプ』や『DRAGON BALL』など、幅広い世代から愛されたキャラクターたち。1人1人の“忘れられない思い出”になっていた。
***
9日、東京・浅草。
バンキシャ!
「人だかりができています。皆さんの目当ては…悟空ですね」
ドラゴンボールの主人公、孫悟空。次々とファンが訪れ、記念撮影をしていた。
こちらはイギリスから来た観光客のカップル。
「かーめーはーめー波!」
彼氏(30)
「子どもの頃、学校から帰ると毎日テレビでドラゴンボールがやっていました」
彼女(24)
「彼は今でも毎日見ていますよ。何を見るか迷ったら絶対にドラゴンボール。音が聞こえてくるんです」
ドラゴンボールは、生活の一部。その愛の強さから…
彼女(24)
「猫を飼っているんだけど、悟空って名付けたんです。見せますね、この子です」
バンキシャ!
「これが悟空!」
「悟空」と名付けられた猫(の画像)を見せてくれた。
彼女(24)
「小さい頃、戦士のようにあちこち動き回っていたので、ぴったりな名前だと思ったんです」
***
都内に住む70代の夫婦。43歳になる娘が『Dr.スランプ』の大ファンだったという。
妻
「アラレちゃんでひらがなとカタカナを覚えて。ふふふ」
――家族の思い出の中にはいつも、アラレちゃんがいた。
妻
「子どもが(小学)1年生の時に授業参観でしりとりがあって、先生が「『ん』で始まる言葉はないよね」って言ったら、娘が手あげたんですよね。そしたら「んちゃ!」って言ったんです。もう私は頭が真っ白で、どう家に帰ったかも覚えていません」
***
さらに、バンキシャ!が訪れたのはタイ・ナコーンパトム。ここにも鳥山明さんに大きな影響を受けた人がいた。
バンキシャ!(田中純平/NNNナコーンパトム)
「サワディーカップ!」
政府関係者のボディーガードとして働く、ウアンさん、38歳。Tシャツを脱ぐと…。
バンキシャ!
「うわうわうわ!体全身…すごい」
ドラゴンボールのキャラクターたち(のタトゥー)がびっしり。
ウアンさん
「ピッコロ、フリーザ、ベジータ、悟空」
このタトゥー、2年半かけて少しずつ増やしていったという。
ウアンさん
「タトゥーをいれればいつでもどこでもドラゴンボールを見られて、リラックスできると思ったんだ。なぜかわからないけど、これを見ると本当に心が落ち着くんだよ」
――いま、鳥山明さんに伝えたいことは…
「『ありがとう』と言いたい。先生のおかげで僕は幸せになりました。先生がいなくなっても、この作品たちはなくなりません。僕の世代から子どもたちの世代へと、ずっと受け継がれていきます」と話した。
*3月10日放送『真相報道バンキシャ!』より
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10日、バンキシャ!は、ある人の自宅を訪ねた。案内してもらった先には大量のフィギュア。すべてドラゴンボールのキャラクターだ。
鳥山明さんのファン(24)
「部屋の奥からこの辺が『少年期編』で、『サイヤ人編』『フリーザ編』『セル編』『魔人ブウ編』…原作を愛しているので、原作に沿って並べるのがこだわりです」
物心ついた頃からドラゴンボールファン。少しずつ集めたフィギュアは、気づけば1600体以上に。
鳥山明さんのファン(24)
「キャラクターが魅力的で、ネーミングセンスも面白い。鳥山先生にしか描けないような世界観が自分はとても好きですね。(訃報を聞いて)本当にショックでした。これから鳥山先生の新しい作品が見られない、終わってしまったのかと思うと本当に悲しかったけど、それでも一番は『鳥山先生ありがとう』という気持ちでいっぱいですね…」
数々の作品やキャラクターを生み出した、鳥山明さん。その物語は、日本から世界へ。ファンの“人生の一部”となってきた。
鳥山明さんのファン
「常に一緒にいるという意味では“相棒”みたいな…」
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10日、鳥山明さんの地元、愛知県にある飲食店。入り口を入るとそこには…
店麺多房あいうえお店主・永田達義さん
「これですね(壁に)今飾ってある…」
鳥山明さん直筆のイラストとサイン。40年前、本人が食事に訪れ、書いてくれたという。
店主・永田さん
「よかったらサイン書くよって言われて。画用紙10枚くらいとサインペンを渡した。そしたらスラスラって10枚くらいかいてくれました。誠実な方でファンを大事にされる方って感じの人でしたね」
バンキシャ!
「訃報を聞いたときは…」
店主・永田さん
「本当にびっくりしました。まだ若くて…68歳でしょう。まだこれからもう一段すごい作品作ってほしかったけど、残念ですね」
『Dr.スランプ』や『DRAGON BALL』など、幅広い世代から愛されたキャラクターたち。1人1人の“忘れられない思い出”になっていた。
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9日、東京・浅草。
バンキシャ!
「人だかりができています。皆さんの目当ては…悟空ですね」
ドラゴンボールの主人公、孫悟空。次々とファンが訪れ、記念撮影をしていた。
こちらはイギリスから来た観光客のカップル。
「かーめーはーめー波!」
彼氏(30)
「子どもの頃、学校から帰ると毎日テレビでドラゴンボールがやっていました」
彼女(24)
「彼は今でも毎日見ていますよ。何を見るか迷ったら絶対にドラゴンボール。音が聞こえてくるんです」
ドラゴンボールは、生活の一部。その愛の強さから…
彼女(24)
「猫を飼っているんだけど、悟空って名付けたんです。見せますね、この子です」
バンキシャ!
「これが悟空!」
「悟空」と名付けられた猫(の画像)を見せてくれた。
彼女(24)
「小さい頃、戦士のようにあちこち動き回っていたので、ぴったりな名前だと思ったんです」
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都内に住む70代の夫婦。43歳になる娘が『Dr.スランプ』の大ファンだったという。
妻
「アラレちゃんでひらがなとカタカナを覚えて。ふふふ」
――家族の思い出の中にはいつも、アラレちゃんがいた。
妻
「子どもが(小学)1年生の時に授業参観でしりとりがあって、先生が「『ん』で始まる言葉はないよね」って言ったら、娘が手あげたんですよね。そしたら「んちゃ!」って言ったんです。もう私は頭が真っ白で、どう家に帰ったかも覚えていません」
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さらに、バンキシャ!が訪れたのはタイ・ナコーンパトム。ここにも鳥山明さんに大きな影響を受けた人がいた。
バンキシャ!(田中純平/NNNナコーンパトム)
「サワディーカップ!」
政府関係者のボディーガードとして働く、ウアンさん、38歳。Tシャツを脱ぐと…。
バンキシャ!
「うわうわうわ!体全身…すごい」
ドラゴンボールのキャラクターたち(のタトゥー)がびっしり。
ウアンさん
「ピッコロ、フリーザ、ベジータ、悟空」
このタトゥー、2年半かけて少しずつ増やしていったという。
ウアンさん
「タトゥーをいれればいつでもどこでもドラゴンボールを見られて、リラックスできると思ったんだ。なぜかわからないけど、これを見ると本当に心が落ち着くんだよ」
――いま、鳥山明さんに伝えたいことは…
「『ありがとう』と言いたい。先生のおかげで僕は幸せになりました。先生がいなくなっても、この作品たちはなくなりません。僕の世代から子どもたちの世代へと、ずっと受け継がれていきます」と話した。
*3月10日放送『真相報道バンキシャ!』より