今シーズン一番の強い寒気が日本列島に流れ込んでいて、北海道から中国地方の日本海側を中心に雪が降っています。この状況は１７日にかけて続く見込みで、北日本から西日本の日本海側では、平地でも大雪となるおそれがあります。

日本付近では冬型の気圧配置が強まっていて、上空には今シーズン一番の強い寒気が流れ込んでいるため、北海道から中国地方の日本海側を中心に断続的に雪が降っています。

１５日午後４時までの２４時間で降った雪の量は、新潟・津南で７１センチ、山形・大蔵村肘折で７１センチ、山形・尾花沢で６９センチなどとなっていて、１４日の夕方以降、一気に５０センチ以上雪が積もったところもあります。

この寒気の影響は１７日にかけて続く見込みで、北日本から西日本の日本海側を中心に、山沿いだけでなく平地でも大雪となるおそれがあります。

１６日夕方までに予想される降雪量は北陸で１００センチ、東北や関東甲信・近畿で７０センチ、東海で６０センチなどとなっています。

雪の量は１７日にかけてさらに増える見込みで、大雪が予想される地域では冬用タイヤやタイヤチェーンを装着するなどして、積雪や路面凍結による交通障害に警戒してください。