“恐怖”すら覚えるサイズ この野菜は何?
青々とした大きな葉っぱ。見事な仕上がりに生産者の男性も笑顔。しかし、あまりに大きく育ったため、かなり重そうです。
鳥取市の農家で撮影された写真。男性が持っているのは、一体、なんの野菜なのでしょうか?
実際に生産者に聞いてみると――
農業法人トゥリーアンドノーフ・徳本修一代表「1年以上生きてる小松菜でして」
なんと、正体は小松菜!直径1メートル、重さは一般的なサイズの物の、なんと200倍にもなる6.2キロあるということです。
あまりの大きさに、生産者の男性も「うわ、デカ!っていうのが率直な感じですけど、なんかすごい生命力感じますね。ちょっと怖いですよね、逆に。あそこまでデカくなると、人間が食われるんじゃないかぐらいの」と話すほど、“恐怖”すら覚えるサイズ感。
品種は、私たちが普段スーパーなどで目にする物と変わりないということですが、どうしてこんなに育ったのでしょうか。
徳本さん「実は去年ですね、小松菜の収穫せずに、秋に田んぼのまま耕したんですね。小松菜ごと土の中に。それ(小松菜)が土の中で生きていて、夏ぐらいにまた覚醒し始めて、4か月ぐらいかけて、あそこまで肥大化したと」
1年以上かけてこのサイズにまで成長。現在、畑にはこのサイズが30株ほどあるといいますが、大きすぎて出荷できないため、スタッフたちの食料などにしているということです。