警察庁は、いわゆる「指名手配月間」に273人の指名手配の容疑者を検挙したと発表しました。

警察庁は先月を「指名手配月間」として、指名手配犯の追跡捜査を強化していました。その結果、準備期間の今年10月も含めた期間中に、273人の指名手配犯を検挙したということです。

都道府県警が指定する重要指名手配の容疑者についても、警視庁が追っていた窃盗事件の容疑者や無免許運転の容疑者、傷害事件の容疑者など、全国で8人が検挙されています。

検挙のきっかけは「立ち回り先の捜査」が180人と最も多く、インターネットカフェに協力を依頼し、容疑者が来店した時に通報をもらって検挙した事例もありました。

警察庁は、「手配されている容疑者について、引き続き思い当たることがあればすぐに通報してほしい」と呼びかけています。