別府死亡ひき逃げ 八田与一容疑者を重要指名手配
警察庁は、去年、大分県別府市で起きた大学生死亡ひき逃げ事件で、逃走中の八田与一容疑者(27)について重要指名手配容疑者に指定しました。
八田与一容疑者は去年6月、別府市で軽自動車を運転しバイク2台に衝突して大学生2人を死傷させ、そのまま逃走したひき逃げの疑いがもたれています。
大分県警は捜査本部を設置し、八田容疑者を指名手配していましたが、警察庁は「犯行態様が殺人に近く、全国の警察をあげて捜査する必要がある」として、今月8日、重要指名手配容疑者に指定しました。
ひき逃げ事件で、容疑者が重要指名手配されるのは今回が初めてです。
八田容疑者の検挙につながる有力情報の提供者には、捜査特別報奨金が最高で300万円支払われることになります。