狐マスクの警察官が防犯パトロール…理由は
東京・北区では、一風変わった防犯パトロールが行われました。
キツネの顔が描かれたマスクやお面をつけているのは、実は、警察官です。仮装姿で年末の防犯パトロールを行いました。
これは近くの王子稲荷神社の年越し恒例の行事「狐の行列」にちなんだもので、キツネに仮装する行列は外国人に人気で、例年およそ1万人を集めています。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で中止になったことから、警視庁の「年末年始特別警戒期間」初日の20日、王子警察署の警察官が地域住民とともに仮装して防犯を呼びかけ、神社で犯罪防止を祈ることになったのです。
王子警察署・矢野誠署長「コロナ対策ということで(年末年始は)在宅される方が増えると思います。(在宅している方を狙った)特殊詐欺、自宅でパソコンやスマートフォンをされる方を狙ったサイバー犯罪などに注意が必要だと思います」
警視庁は、「置き配」を狙った窃盗などにも注意を呼びかけています。