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横浜強盗殺人“現金回収役”の女、起訴内容おおむね認める

2025年2月3日 15:19
横浜強盗殺人“現金回収役”の女、起訴内容おおむね認める

横浜市青葉区の民家で発生した強盗殺人事件で、奪われた現金の「回収役」として逮捕・起訴された女が、初公判で起訴内容をおおむね認めました。

無職の木本未穂被告は去年10月、横浜市青葉区の民家で住人の後藤寛治さんが死亡した強盗殺人事件で、犯罪によって得られたカネであると知りながら東京・足立区内の公園で、盗まれた現金を実行役から受け取り、自宅まで運搬した罪に問われています。

木本被告は3日の初公判で「どういったことでできたカネか全く知らなかった」などと述べたものの、「お金を運んだことは間違いない」と、起訴内容をおおむね認めました。弁護側は「何らかの犯罪収益だと知っていたことに間違いない」として争わない姿勢を示しました。

一方で検察側は、「『グラードン』と名乗る人物から所在地のURLが送信され、『封筒に11万8000円入っているので確認取れたら持っておいてください』と指示された」などと指摘しました。

この事件をめぐっては、「実行役」として宝田真月被告などが逮捕・起訴されていて、事件に関与したとされる人物で裁判が開かれるのは3日が初めてです。

最終更新日:2025年2月3日 15:19