“懲戒”教員免許失効の3人 官報掲載なし
東京都教育庁は、過去40年間懲戒処分などで教員免許を失効した教員3人について、法律で義務づけられている官報へ掲載していなかったと発表しました。
東京都教育庁によりますと、1980年度から昨年度までの40年間で、懲戒処分などで教員免許を失効したにもかかわらず、教育職員免許法で義務付けられている官報への掲載に漏れがあった教員が、3人いたということです。
いずれも男性教員で、2005年度と2016年度に懲戒免職などとなった2人は児童へのわいせつ行為などで懲戒処分となり、残る1人は1986年度に飲酒運転による人身事故を起こし、処分されていました。
東京都教育庁は官報への掲載漏れについて「事務処理上のうっかりミスではないか」と説明していて、今後、速やかに官報への掲載手続きをとるとしています。