“時短要請”延長と対象地域を拡大 沖縄県
沖縄県は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、一部自治体の飲食店などを対象とした、営業時間の短縮要請の期間を延長するとともに、対象地域を拡大しました。
沖縄県は、那覇市と浦添市、沖縄市の3市の飲食店に対して、今月17日から28日まで、営業時間を午前5時から午後10時までに短縮するよう要請していました。
この件で玉城知事が、23日会見し、3市での時短要請を来年1月11日まで延長するとともに、新たに名護市と宜野湾市を対象地域に追加すると発表しました。協力した飲食店などには、1日当たり4万円の協力金が支払われるほか、期間中に休業する店舗も協力金の支給対象とします。
沖縄県内では、今月後半に入って、新型コロナの新規感染者数は減少に転じていますが、一般病床の利用率が依然、9割を超えるなど、医療体制のひっ迫のおそれが続いていることから、時短要請の期間延長を決めたということです。