新型コロナウイルスに感染した東京地検の男性事務官が、自宅待機期間中に高速バスで東京から福岡に移動していたことがわかり、東京地検は「極めて不適切な行為」として陳謝しました。

東京地検によりますと、都内に住む２０代の男性検察事務官は、１７日に新型コロナ感染が確認され、２日後に平熱にさがったものの、保健所から２７日までの自宅待機を指示されていました。

しかし、自宅待機期間中に高速バスで移動し、福岡市に滞在していることが２５日夜、判明したということです。

移動の理由について、東京地検は「プライベートなもので、確認した上で説明したい」として明らかにしていませんが、「極めて不適切な行為で深くお詫び申し上げます。調査を進め、適切に対応したい」とコメントしています。