あすから“入国停止”利用者から戸惑いの声
世界で新型コロナウイルスの変異種の感染が拡大していることを受け、政府は26日、全世界からの外国人の新規入国を28日から原則停止すると発表しました。突然の発表に利用者からは戸惑いの声も聞かれています。
政府は、すでにイギリスと南アフリカについては外国人の新規入国を止めていますが、28日からの新たな措置は、これをすべての国や地域に広げるものです。また日本人が外国に短期出張し帰国・再入国する場合、現在、認められている14日間の待機緩和措置も28日から取り消されます。
27日朝、羽田空港には、こうした政府の決定を知らない帰国者らも見られました。
ドイツからの帰国者「(Qどちらから)フランクフルトから。(Qきょう帰られた理由は)ちょっと母が病気で、大変な時期なんですけど、どうしても会いたくて帰ってきました。(Qあすから原則すべての国が一時入国停止ですが)そうなんですか、知らなかったです」
また、全日空は政府の発表を受け「現時点では追加の減便や運休等決まったものはありませんが、今後の予約の動向や入国規制の対応等を注視してまいります」としています。