成田山新勝寺「お焚き上げ」 今年は簡略化
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千葉県の成田山新勝寺で28日、恒例の「お焚き上げ」が行われました。
新勝寺の「お焚き上げ」は、不動明王の分身とされるお札を炎の中に返し、一年間の家内安全や無病息災に感謝するものです。
例年は、山伏姿の僧侶たちがおのや宝剣を用いた伝統的な儀式を行いますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため簡略化され、参拝客にも密にならないよう呼びかけられました。およそ5万枚のお札が炎に投げ入れられると、勢いよく燃え上がっていました。
新勝寺は、正月三が日の初詣を避けて「分散参拝」するよう呼びかけています。