神奈川県の黒岩知事は４日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、飲食店への時短要請などの対策を強化すると発表しました。

神奈川県の黒岩知事は４日、国の緊急事態宣言を見据えて対策本部会議を開き、「県内の全ての飲食店・カラオケ店に対し、営業時間を２０時までに短縮し、酒類の提供は１９時までにお願いする」と発表しました。

具体的には、午後１０時までの営業時間短縮を今月１１日まで要請されていた横浜市と川崎市の酒類を提供する飲食店に対しては、１月８日以降、午後８時までとするよう要請します。

さらに、１月１２日から３１日までは、県内全ての飲食店に対象を広げ、営業時間を午後８時とするよう要請しました。

また、県民に対しては、午後８時以降の飲食を伴う外出自粛を要請します。

さらに８日から３１日まではイベントの開催要件を厳しくし、新規販売分に関しては、人数上限を５０００人までにするということです。

緊急事態宣言が発出された後は、国の対処方針に基づいて県の対策内容を更新するとしています。