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全国の交通事故死 初めて年間3千人下回る

2021年1月5日 13:20
全国の交通事故死 初めて年間3千人下回る

去年、交通事故で死亡した人は全国で2839人と、統計開始以降、初めて3000人を下回りました。

警察庁によりますと、全国で去年1年間に交通事故で死亡した人は、2019年より376人減少し、2839人と、統計を取り始めた1948年以降、最も少なくなり、初めて3000人を下回りました。2月以外の全ての月で2019年を下回ったということで、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が影響したとみられます。

一方、都道府県別では、東京が155人と2019年よりも22人増え、53年ぶりに全国ワーストとなりました。警視庁は「外出自粛により交通量が減少し、車のスピードが出しやすくなったことなどが死亡事故の増加につながったのではないか」と分析しています。