“大谷グローブ”で特別授業 投力向上で“不名誉”返上へ…? 埼玉
4日、埼玉県本庄市の小学校で“大谷グローブ”を使った野球教室が開かれました。運動着で小学校の校庭に集まる児童たち。
「お願いします!」
早速手にしたのは…
「大谷グローブ使っていいよ」
大谷翔平選手が国内全ての小学校に3つずつ寄贈したあのグローブです。
野球教室で、特別コーチを務めるのは、星野おさむさん。埼玉県出身の元プロ野球選手です。小学4年生72人が投球の仕方を練習していました。
本庄南小学校 岡村和美校長
「世界の大谷選手のメッセージ通りに、野球しようぜ。野球を楽しもうぜ、そんな子どもになってほしいなと思います」
教えてもらった投球フォームで、キャッチボールを楽しみながら真剣に取り組んでいました。
今回の野球教室にはもう一つの狙いがあります。
本庄南小学校 岡村和美校長
「埼玉県の小中学校の体力テストの課題が投力。投げる力なんですよね」
埼玉県の教育委員会によると、体力テストでボール投げの飛距離が全国レベルでみても低いということです。そこで大谷選手の力を借りることにしたのです。
子どもたちは…
「ちょっとだけうまくなった」
「野球が楽しめるようになった」
「上手に投げることができた」
「(大谷選手のグローブは)動かしやすかったです」
子どもたち
「大谷選手、グローブありがとうございます。ご結婚おめでとうございます!」