駐車場に止めていた車を何者かがハンマーで破壊しました。一体何があったのか、被害者が恐怖を語りました。

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18日未明、カメラが捉えた“犯行の一部始終”。駐車場に止められた黒い車のそばに“人影”が見えた次の瞬間、鈍い音が響き渡りました。さらに、その人物は大きなハンマーのようなものを振り下ろし、車のガラスを次々と破壊。すぐ近くの交差点に車がいても、お構いなしで“破壊行為”を続けました。

黒い車から離れると、今度は軽トラックへ。ここでもためらうことなく“ハンマー”で次々と殴打。その後、黒い車を再び殴り、カメラから姿を消すと、続けて 3台目の車へ。しかし、警報が鳴り響くと、驚いた“人物”は慌ててその場を離れ、止めていた車に乗り込み、逃げていきました。

現場は、群馬県伊勢崎市にある建設会社の駐車場です。会社の車2台と従業員の車1台が被害に遭ったということです。“傷跡”が残った車。車内に飛び散ったガラスが、その衝撃を物語っていました。修理代は数百万円に上るということです。

被害に遭った建設会社代表
「ボディーも全部、ライト類も全部割られていた。自分が乗ってる車にきてるので、自分に対する恨みなのかなと。非常に悔しいというのはありますし、人に危害加わっていたらと思うと、もっと恐怖は感じますし」

わずか数分の間で次々と行われた“破壊行為”。別のカメラには、カメラに気づき、その角度を変える“人物”の姿も。さらに、建物の方を見上げながら慎重に歩く様子も映っていました。カメラに姿を残さないようにしていたのでしょうか。ただ…

被害に遭った建設会社代表
「顔も体全体、あと車も全部映っています。ナンバーも解析すれば出ると思う。被害届はその場でだした」

警察は被害届を受理していて、捜査を進めています。